【3日目】 2008.05.04 この日のルート


  1. 会津野YH - 国道401号 - 水芭蕉群生地(博士峠) - 国道401号 - 国道289号 - 国道401号 - 国道352号 - 前沢曲屋集落 - 国道121&400号 - 西那須野塩原(東北道) - 首都高 - 自宅  走行距離約400キロ

  2. おススメ度 / とうとう帰路・・・「日本昔話」のような景色が、会津の山々が、道沿いを流れる清流が・・・帰りたくないよー!


 この日も私は疲れていたはずなのに、なぜかなぜだかやっぱり5時に目が覚めてしまいました(大爆)。 で、折角なので、ここはひとつバイクを磨き、今日の走りに備えます(大笑)。 しかしこの辺り、早朝の景色もキレイ。 目の前に広がる田んぼ、 盆地なだけに、山の裾野に霧が広がってます。バイクには朝露が付いていました。さぁ、今日も走るよー!この日は、昨日の談話室で盛り上がった「水芭蕉群生地」に行ってみようと思います。 YH裏からの国道401号「博士峠」付近で水芭蕉がピークだそうです。 すると何やら「車に乗り合って行くよ」と声を掛けられ、私も便乗しバイクで付いて行く事に(笑)。こういう宿での出会いって楽しいですよね、旅って良いですよね!さて水芭蕉、どの辺りに咲いているのかな・・・と思っていると、国道沿いにワンサカありました(そして、ちょっとした地元のお祭りになっていました・笑)。しかも、Pにバイク・車を停め、群生地を歩いて散策すると、まぁ、栄養状態がいいのか、育ちすぎたのか、とてもとても大きな水芭蕉がいっぱいありました。うーん、イメージと違う・・・でも、まぁ、これはこれで貴重な体験です(笑)。ここで、皆さんとはお別れして、私はぐるっと少し遠回りして「前沢曲屋集落」に行きます。茅葺き屋根の集落と言えば「大内宿」が有名ですが、昨日YHで「前沢曲屋集落もなかなかだよ」と聞いたので、行ってみます!

 いやしかし、何度も何度も言いますが、途中の景色が、ホントなんて事ない国道から見えるその景色がホントに良いです東北は!で、ありながらやっぱり北海道とは違うんだよなぁ・・・。どちらもそれぞれ良いんです!(川平風に)しかもこの季節ならではなんでしょうねぇ、山の麓は新緑で、奥の山々は残雪があって、あぁーもう東京なんて帰りたくないなー(笑)。途中途中、もっと止まって写真撮れば良かったと思う景色ばかりです(お見せできなくて残念)。 そして何より、地元の方は「GWでヒトがいっぱいよ」とは言っても、そこはやっぱり北関東のそれとは違い、絶対数が少ないですから、道路を走る車は少なく、走りは快適なのが良いです。これからは東北ですよ、東北がキテます(笑)。さて、そうこうしているうちに「前沢集落」到着です。

 私、茅葺き屋根をちゃんと見るのは初めてなんですが、うーん、凄いですねぇ、ホントに屋根が茅なんだ(当たり前!)場所も清流沿いにあって、山に囲まれて「日本昔話」の様な風景です!小さな集落なのですが、やっぱりこう集落になていると趣がありますね。住んでいる方は手入れなど大変でしょうが、残していって頂きたい文化と思いました。

 さて、ここからはもう帰路ですね、残り少ない「会津路」の景色を噛み締めながら走ります(涙)。でも、また絶対来るからね!来るからねー!(名残惜しい)南に進むに連れて交通量も多くなってきて、だんだん北関東の匂いがしてきます(笑)。那須までくるとさすがに渋滞で、あとはひたすら高速へ向けて進むのみです。とは言え高速道路は思った程渋滞もなく、上り線は「混雑」程度で済みました。事故もなく、スムーズに帰って来れて良かったです。いやいや、東北、奥が深い!山も深いし、懐が深い!(笑)今回の旅で一気にファンになってしまいました!・・・東北、今まで走りに行かなくてごめんね・・・これからは東北だよ!また走りに行くからねー!待っててねー!(手を振りながら叫んでいる感じで)


※ こちらの記事は、時系列で昇順(新しい記事が上)に並んでいます。

「志賀草津道路」リベンジ?!どうなる?どうする? お気楽・極楽、女2人バイク旅 !の巻


【1日目】 2008.09.13 この日のルート


  1. 中央道・双葉SA集合 - 須玉IC - 国道141号 - 道の駅南きよさと(ランチ) - 清泉寮 - 国道254号(コスモス街道) - 国道18号 - 国道146号 - お宿(東急ハーヴェストクラブ軽井沢高原) 走行距離約400キロ

  2. おススメ度 / 初・清里です(笑)。高原はやっぱり良いですね。コスモス街道もキレイでした。


 さてさて、やってまいりました!「出直し」改め「長野リベンジ」です!・・・というのも今回は一人ではなく、同じく「長野で雷雨にヤラれた」お友達の『あきちゃん』に誘い誘われ「お気楽・極楽、女2人バイク旅」です(笑)。今回の主なテーマは「志賀草津道路リベンジ&初・清里(←私的に)」と盛り沢山の内容です!!で、今回こそはお天気も!・・・と言いたいところでしたが、出発した時点では天気予報は微妙なのでした・・・ともあれ、初日はひとまず雨も振らなそうなので予定通りバイクで出発です。双葉SAで集合した後、まずは中央道は須玉で降り「初・清里」を目指します。私は以前ある方から『清里の道の駅で「天空のピザ」が食べれるわよぉ』とおススメを受け、ずっと気になっていたので本日のランチはそれに決定。何がどう『天空』なのかと言いますと、「南きよさと」の道の駅からトロッコ「こいのぼり号(往復¥300)」に乗りまして、お花畑広がるお山の頂上で季節のピザが食べれるという・・・「一人で来ても、わざわざ登らないものねぇ(あきちゃん談)」・・・ということで早速行ってみる。うーん、ピザ美味しい、完熟トマトジュースも美味しい!・・・ただ、お花畑はちょっと微妙(季節のせい?)・・・それに、お天気が良ければ山々の景色もキレイかろうに・・・惜しい(その1)・・・。でも、まずまずの満足です(笑)。さてお次は「清里といったら『清泉寮』でソフトクリームでしょう」とあきちゃんが言うので、付いて行ってみる。なるほど、これが清里かぁ・・・うーん、晴れていればきっと素晴らしい眺め・・・惜しい(その2)・・・。清里は全体的にこんな感じでした(リベンジ箱に入れる)。さぁ、とりあえず今日のメインどこは制覇したので、あとはお宿に向かうだけ・・・なのでちょっと寄り道「コスモス街道」へ向かいます。(ここはあきちゃんのリクエスト、ちょうど花も見ごろでナイス!)コスモス畑って可愛いですよね。花の丈も高いので、全体的にホワっとやさしい色に見える。それが国道の両側に沿って咲いていてキレイ。Pにバイクを止めしばし散策。帰り際、Pのおじちゃんが勧めるので、休憩所にてお茶と「かぼちゃ(地元のおばあちゃんが煮た)」を頂き、初秋を感じたのでした。

 さて、そうこうしているうちに日も暮れかかっています、そろそろお宿に入ろう、温泉も待ってるぜ!国道も「146号に入ったらすぐかなぁ」と思っていたら意外と深く、予想外にまた一山登る。さぁ、だんだんと日は傾き、肌寒く、天気もますます怪しく・・・おっと、お宿への交差点をスルー、慌ててUターンし交差点を曲がるも、お宿への道のりは予想外にまだまだ深い・・・暮れる夕日、危うい雨雲・・・なんとか無事到着し、荷を解く・・・と、同時に雨!大粒の雨!!ぎりぎりセーフ!!・・・あとはこの日はのんびり温泉に浸かり、明日の天気を心配しつつ、明日のルートを気にしつつも、夜が更けた頃には2人とも爆睡なのでした。


【2日目】 2008.05.03 この日のルート


  1. 白布温泉 - 県道2号(西吾妻スカイバレー) - 五色沼 - 磐梯吾妻レークライン - 県道70号 - 磐梯吾妻スカイライン - 福島西(東北道) - 会津若松(磐越) - 国道401号 - 会津野YH 走行距離約300キロ

  2. おススメ度 / とうとう会津入りです!念願の磐梯山が!猪苗代湖が!見事です!!


 この日、私は疲れていたはずなのに、なぜかなぜだかやっぱり5時に目が覚めてしまいました(爆)。で、折角なので、ここはひとつまた温泉に浸かり、今日の走りに備えます(笑)。しかし、やっぱり上には上がいて、3時に目が覚めてお風呂に浸かり、5時にはバイクを磨いていたヒトも居りました(笑)。さて、そんな2日目、朝食もいっぱい頂いて、お天気も良好、申し分なしです!今日もいっぱい走りますよー。さぁ、出発です。

 このお宿の裏から続く「西吾妻スカイバレー」は絶景で、頂上からは雪深い山形の山々が!またその反対側には会津の山々と湖が見渡せます!素晴らしー!スカイバレーを降りきると、今度は桧原湖のほとりを走ります。ここの湖畔もまたいい眺めなんですよねぇ。そうこうしているうちに「五色沼」に到着です。「五色沼」その名の通り日の加減で湖面の色が変わるという・・・この日のここは晴天で(しかも暑い!)見事なまでのエメラルドグリーンの湖面を見せてくれました。お次ぎは「磐梯吾妻レークライン」です!ここも快適に走れました・・・と、ここまでは天気が良かったのですが、山の天気は難しいですね、山を登るごとにだんだん雲が・・・磐梯山も隠れ出し・・・「磐梯吾妻スカイライン」を走る頃にはとうとう霧が・・・上るごとに視界も1メートル程しか見えず、温度も急降下・・・ううぅ、何も見えないよう、何処走ってるんだろう???・・・でもなんか硫黄の匂いがするよぅ、岩っぽいところのようだけど、どんな景色なんだ???と思いつつ、無事に「通過」しました(汗)。・・・後になって「磐梯吾妻スカイライン」の紹介の写真を見ると、なんと!実に、走って楽しそうな景色!ぬー・・・(涙)・・・また一つ、私の「リベンジ箱」のアイテムが増えました(苦笑)。スカイラインを降りたところでご飯を食べ、高速に乗り、オッチャン達は本日帰路です。ここからも結構距離がありますが、皆さん気を付けて帰って下さいね(ちょっとしたハプニングもあったし・汗)。しかし皆さん、昨日の今日でタフだなぁ・・・やっぱり私、この日もう一泊お宿取っておいて良かった(ポツリ)。オッチャン達は常磐道へ、私は磐越道へ、ジャンクションで涙の別れです(笑)。

 さて、ここから久々の「一人旅」スタート!私もいっぱい走るよー!(切り替えが早い)ここ磐越道は、先ほどの曇り&霧が嘘のような青空で、雄大な磐梯山と広大な猪苗代湖を眺めながら走る、とても爽快な高速道路です。今回私はこの二つを拝みに来たようなもので、この道路走ってるだけでも相当満足です(笑)。高速を降り、鶴ヶ城を眺めつつ、これまた見渡す限りの田んぼの中を走り、本日のお宿「会津野YH」に到着です。このYHは見渡す限りの田んぼの中にあります。正面には飯豊連峰、右手には磐梯山。そんなロケーションでこの宿に決めました。はぁ、日頃疲れているのかなぁ(笑)。夜、最寄りの温泉に連れてってもらい、その帰り、とっぷり暮れたYHの前、見上げると満天の星でした!空気も澄んでいて、星が沢山!そして近い!!・・・あぁ、この宿にして良かったです。夜、談話室で会津話で盛り上がり(GW初日という事もあり、宿泊客は沢山でした)就寝しました。

ほら、こんなにデカいんです(笑)。

ロメインレタスではありません、水芭蕉ですよ!

水芭蕉群生地、ホントに国道沿いです。

育ちすぎて、まるで畑のようです(笑)。

さぁ、出発だ!YH前です。

奥に見える白い山は飯豊連峰です。

いやぁ、またまた朝5時に起きてしまって(笑)。

YHから見える早朝の磐梯山です。

「磐梯吾妻スカイライン」はこの有様(笑)。

この後、霧がだんだん濃くなって・・・。

「磐梯吾妻レークライン」で散策です。

この時までは、まだ天気が良かったが・・・。

で、その麓の「五色沼」です。天気で暑い(笑)。

新緑と湖面の色と、奥の山の残雪が良い具合。

と、その反対側、会津方面です。

会津3湖が一望、と一番奥が猪苗代湖です!

GWだ!!2泊3日・東北ツーリンぐぅー!の巻


【1日目】 2008.05.02 この日のルート


  1. 東北道蓮田SA集合 - 白石 - 県道12号(蔵王エコーライン) - 蔵王ハイライン(御釜) - 国道13号 - 県道2号 - 白布温泉「西屋」 走行距離約500キロ!

  2. おススメ度 / 東北ツーリングです!東北エリアは初上陸です!!一気にファンになりそうな予感!


 やってまいりましたGWです!東北ツーリングです!!さてさて今回は、またまたオッチャン達にお誘い頂き、未踏の土地「東北」を走りますよー。今回の旅は「山形で一泊・温泉付き☆」と聞いていたので、折角山形まで行くのなら、私はその後一人で会津にもう一泊・・・というような計画であります。今年のGWは、出発の日の早朝、都内を抜ける前にパラッと雨に当たりましたが、東北エリアは旅行中の天気に恵まれそうで何よりです。いやぁ、これも普段仕事がんばった私のお陰かなぁ(笑)。この日、東北道は蓮田SAで集合、皆さん久々の再会です。お元気でしたかー?(笑)。この日のルートは一路「蔵王エコーラインを目指し、その後お宿へ」です。東北道で一気に山形まで走ります!私、この時ホントに大型乗って良かったと思いました。だってこんな距離、大型じゃなければなかなか行けませんよ!大型サイコー!(笑)とは言え、やっぱりさすがにこんな距離、私一人で難しかった・・・計6台、みんな一緒に走ったお陰です。ありがとございます!午後には高速を「白石」で降り、今回の第一メイン「蔵王エコーライン」へ向かいます。

 いやしかし、GWの東北って素晴らしいですね!新緑と残雪と、県道を上るごとに山々がいろんな表情を見せてくれます。エコーラインに入ると、道は一面雪壁に囲まれます。おぉー、すごい!この季節ならではですね!立山みたいだー!(まだ行った事ないけど・笑)。そして「蔵王ハイウェイ(有料)」を上り「御釜」に行きます。「御釜」とは蔵王山の窪みに噴火で出来た池の事です。 オッチャンが蔵王上ってから「おカマに行く、おカマに行く」と連呼。耳で聞いていたら何の事かと思いました(笑)。オッチャン「思い出の地」なのだそうですよ、むふふ(笑)。さて、「おカマ」・・・間違い「御釜」(笑)は凍っていました!そりゃそうです、こんだけ雪があるもの!・・・通常は、日の光を受けて湖面がエメラルドグリーンになるのだそう・・・でも凍っていても、なかなか趣があります。

 さて、山の日暮れは早いです。急いで宿まで行きましょう、早く温泉に浸かって、んまいビールを飲みましょう(笑)。今夜のお宿は、山形は米沢の白布温泉「西屋」です。エコーラインを下り、国道を抜け、「吾妻スカイバレー」の入り口、福島県との県境にあります。うーん、この山道ものどか。何も無い、ってのもまた贅沢ですな・・・そんな白布温泉も宿は3件のみ(東屋・中屋・西屋)。茅葺きの木造で、古く鄙びたいい感じのお宿です。さて、荷を解き、お宿に着いて早速お風呂!源泉100パーのお湯で、旅の疲れを癒しましょう。そしてその後はお待ちかねの宴会!米沢牛のすき焼きで、ビールも日本酒も飲んじゃえ飲んじゃえ・・・って、ここから記憶が遠い・・・(爆)。それもそのはず、この日の私5時起きです。でもその前に、ワクワクして多分ほとんど寝れてません(子供か!)の上に、本日の走行距離500キロ、温泉入って暖まって、ご飯も食べてビールも飲んじゃって・・・覚えている事と言えば、折角の米沢牛のすき焼きが、私達のテーブルの鍋で焦げだして「すき焼き」よりむしろ「焼き肉」になっていた事と(笑)、温泉でエンジン暖まって来たオッチャン達がアルコールでガソリン満タンで、下ネタトークが加速しだして、私が小さく溜め息をついた事くらいでしょうか(爆)。オッチャン達の部屋で明日の予定を決めた頃には、私の中のオイルランプが点滅し出したので、部屋に戻って爆睡しました(笑)。今日のところは、これくらいで勘弁じゃー!(笑)・・・明日へ続く。

珍しく、私も写ってみました(笑)。

「西吾妻スカイバレー」の頂上付近、山形側です。

いやぁ、朝5時に起きてしまって(笑)。

早朝、お宿の中庭です。

本日のお宿「西屋」です。いい感じでしょう?

囲炉裏があったり、素朴で素敵なお宿です。

これが「おカマ」・・・いや「御釜」です(笑)。

凍っていますが、ここからの山々は絶景でした!

エコーラインの雪壁です!開通ホヤホヤです。

今年はこれで雪が少ない方だそうです。

多くは語りません、見ての通りです(笑)。

これから蔵王エコラーンに上ります!

長野リベンジ!!念願の「志賀草津道路」を走る!の巻


【1日目】 2008.07.19 この日のルート


  1. 関越道 - 信州中野IC - 国道403号 - みゆきの杜YH 走行距離約500キロ!

  2. おススメ度 / この日、関東は梅雨明け。明日の志賀草津道路に期待!


 やってまいりました長野です!長野リベンジです!!さてさて今回は、連休という事もあり、ぼちぼち梅雨明けという事もあり、「 念願の 志賀草津道路を走る!」という計画です。しかも、久々の完全一人旅・・・ 見上げれば青空じゃないですか! おぉ。武者震いがします(笑)。

 この日は完全に移動日でしたが、日常を離れて山へ向かうというのは気持ちがいいですね。それに、以前何度かチャレンジした長野は「エストレア」でしたから、Wでの訪問はまたひと味違うものでしょう。なにせ、高速移動が楽チンですから、山道が楽しみです(笑)。

 さて、そうこうしているうちに「信州中野」。高速を降りて国道を走ります。しばしクネクネ山道を走り、今日のお宿はスキー場などでお馴染み、木島平の「みゆきの杜YH」です。このYHはなんと「鉄道模型」が有名とか。また、料理も自慢らしく(しかも、夜お茶ではケーキが出ます!)楽しみです(なにせ、オーナーがマルチな方です)。さすがに世の中は連休&夏休みということもあり、お客さんがいっぱいで、色々おしゃべり出来て楽しかったです(場所も場所だけにバイクも多い・・・しかも、宿に入るまで時間があったので、ちょっと寄り道・・・と人気の無いところを走っていて、引き返そうとUターンした挙げ句、失敗。浅めの溝にキレイにハマり・・・最寄りの民宿の方に助けを呼び・・・などしいている間に通りかかったバイク乗り・・・手を貸して頂き、お恥ずかしい!ありがとうございました!!・・・って、同じ宿だし!・・・そんな話で盛り上がりました!?)。この日の夜、YHのみんなで近所に蛍を見に行きました(さすがに写真には取れませんでしたが・・・)。7月過ぎてから、こんなに沢山の蛍が見れるというのも、長野ならではです!さぁ、明日は念願の「志賀草津道路」。ネットで見る限り予報は晴れの様子。梅雨明け宣言も出され、楽しみだー!今日は色々あったし(!!)明日に備えて、おやすみなさい。

「本気の鉄道模型」と、それに夢中な「将来かなり有望な少年」の微笑ましい光景です。楽しい!

お宿からの眺め。遠くに来たなぁ、という感じで良いです。でもでも・・・そんなYHの名物は→


【2日目】 2008.07.20 この日のルート


  1. みゆきの杜YH - 国道403号 - 国道292号(志賀草津道路) - 嬬恋パノラマライン - 県道94号(湯ノ丸高原) - 海野宿 - 小諸YH 走行距離約150キロ

  2. おススメ度 / のぉーまたもや雨!?と思われたが、山を越えると晴天!この日はのんびり色々観光です。


 さてさて一夜明けまして、なんとも微妙な天気です(苦笑)。昨日、バイクメンバーとネットで散々天気をチェックしていたのに・・・山の天気は難しいです・・・。この日、私はまだ宿を取っていません。気持ちは、どこかでまだまだのんびりしたいところですが、天気次第では引き返して帰る・・・も、あり得るかなと。いずれにしても、まずは出発です。

 何とか天気もってくれー、との願い通じず、出発してしばらくすると雨が降り出し・・・あぁ私、長野はどうしても雨の運命なのか・・・山道だし、無理せず引き返すか・・・迷うところです。しかし・・・対向車側、草津方面から上って来たライダー達は、ここの雨にびっくりしている様子、慌ててカッパを着出したりしています・・・ということは?山を越えると晴れているか?天気予報でも雨とは言っていなかったし・・・うーん、まずは無理せずゆっくり走ってみる事にしました。・・・ビンゴ!どうやら雨雲は志賀高原付近に溜まっていたようです。横手山に着く頃には、もう雨も降っていません!良かったぁ。しかし、さすが連休、交通量が多いです。トレッキングに来ているヒトも多いのでしょう、中腹の駐車場は満車で、駐車待ちの車が道にあふれ、もの凄い渋滞を引き起こしていました(苦笑)。お陰で「湯釜」をスルーしてしまい、あっという間に草津まで降りて来てしまいました・・・念願の「志賀草津道路」まずはこれくらいで勘弁してやる(笑)。さて、ここで時間も天気も余裕ができたので、もう一泊することに。今日のお宿はオモロー!・・・では無く「コモロー!(小諸)」です(笑)。

 無事お宿も取れたので、折角の長野、どこかのんびり走りましょう。「嬬恋パノラマライン」を走ります。私は「パノラマライン」と名のつくものが大好きで(笑)、期待大です。・・・さて、なにがどうパノラマかというと・・・いやぁ、見渡す限りのキャベツ畑に圧巻!アップダウンもあり、 何だろう、 北海道のような雄大さですよ!満足できる距離もあり、Wでトコトコ走るに気持ちいい道です!この道は「農道」ということもあり、交通量も少なく静か。おススメです!(しかし、地元の方の生活道路なので、スピードに注意)。いやぁ、満足。この旅一番の満足です!(笑)。パノラマラインを走り終えると次は「湯ノ丸高原」を越え、小諸の町まで来ると今度は「海野宿」に行ってみます。GWの時「前沢集落」に行きましたが、それ以来、集落や宿場町って私にとって魅力的で、折角その土地に来ているし・・・と今回は「海野宿」です。600m程あるこの町並みは「道100選」に選ばれており、建物の作り、特に格子戸が有名らしく、用水路が流れるその道は、趣があってとてもステキな場所でした。町に歴史有り、ですなぁ。その後、YHの向かう途中、香りに誘われ「ラベンダー祭り」に立ち寄ってみたり(ホントに北海道みたいだ)いっぱい寄り道をして、本日は終了です。

 今夜のお宿「小諸YH」は以前も泊まった事がありまして、いろいろ懐かしい思い出が蘇ってきます・・・。あの頃より私、ちょっとは成長できたかな?バイクは大きくなりましたけどね(笑)。この日も、同じ部屋のヒトとおしゃべりをして、夜は佐久平の夜景を眺めに近所を散歩し(このYHは標高1000mの高台にあります!)、楽しい時間を過ごしました。


※翌日は渋滞を懸念して、そのまま「佐久IC」から高速に乗り帰りました(結果:大正解!)。お昼過ぎには帰って来れたので(早!)、Wさんを洗車してあげることが出来、良かったです。今回は、3連休で出掛けましたが、本来YHは(というか、旅って)連泊してトレッキングツアーに参加したり、近所を観光して廻ったり、のんびり過ごすのに良いなぁ、と改めて思いました。バイクだと、どうしても移動移動の中継点としての宿泊所となってしまいますが、これからは、連泊して「のんびりゆったり旅」もトライしてみたいと思う旅でした。

横手山からの眺め。ここに来てやっと、雲が晴れて来ました。良かったぁ。

白根山方面の眺め。もう少し晴れていれば・・・と悔やまれます。

一面キャベツ畑の「嬬恋パノラマライン」です。とても静か・・・カッコーの声が聞こえました。

そんな嬬恋の、大きく育ったキャベツです。キレイです。

「海野宿」の町並み。日本の道100選に選ばれています。(あまりお勧めしませんが、車も通れるのです)

月並みな表現ですが、ホント、昔にそのままタイムスリップしたみたいです。

会津を走っていて「あぁ、東京に帰りたくないなー」と思った瞬間を記念して撮りました(笑)。

この、「新緑の山」と「残雪の山」のコントラストが良いんですよねぇ。

「前沢曲屋集落」です。

見事なまでの茅葺き屋根です。

ホントに日本昔話の世界でした。

会津・東北・・・また来るよーー!!

これが噂の(?)トロッコ「こいのぼり号」。お山の山頂へ向かいます。

「天空のピザ」と「完熟トマトジュース」。手作り生地に季節の野菜がたっぷりで旨い(¥800-)。

「清泉寮」の甘ーーーいソフトクリームでルネッサーンス♪しかし景色は霞んでしまっています・・・。

秋ですねぇ「コスモス街道」です。この先少し走ると、面白い形の岩などもあり楽しめます。


【2日目】 2008.09.14 この日のルート


  1. お宿 - 国道146&144号 - 嬬恋パノラマライン - 国道256号(志賀草津道路) - 横手山ドライブイン(ランチ) - 市道503号(奥志賀スーパー林道・途中折り返して) - 国道256号(志賀草津道路) - 万座ハイウェイ - 国道144&146号 - 浅間牧場 - お宿 走行距離約200キロ

  2. おススメ度 / 「志賀草津道路」リベンジ成功!!!お天気が良いと、こんなにも眺めが良いのですね!!パノラマラインも素晴らしく、この日は楽しさ盛り沢山でした!!


 さて、この日は前日の雨予報が一転、晴れの模様です!ので、早朝から張り切って走りましょう!まずは前回でもおススメの「嬬恋パノラマライン」です。今回は、前回の逆アプローチ。国道からの入り口分かるかなー?と走っていると「キャベチュー会場こちら」的な看板を目にする・・・何かしら?(←この謎は後に判明)・・・それはさておき、無事にパノラマライン入り。気持ちよく走っていると、おお!前回は曇っていて良く判らなかったよ、さすが「パノラマライン」!こんな遠くの山々まで見渡せる、こんなにも広い景色だったんだ!・・・と改めて知る(その1)。いやぁ、素晴らしいパノラマ具合です!しばらく走ると、そんな景色が見渡せる絶好のポイントにPを発見、小高い丘で見晴台も併設されているのでちょっとバイクを止める。上るとそこは素晴らしい景色が!・・・はもちろんなのですが、何やら不思議な横断幕が・・・なになに「キャベツ畑の中心で妻に愛を叫ぶ」・・・おお!TVで見たことあるぞ!(笑)。なんとこの丘、その名も「愛妻の丘」。それで「キャベチュー会場」なのですね!(日本愛妻家協会主催・全国夫婦関係保全倦怠感撲滅キャンペーンだそうです。なんて出来すぎたネーミング・爆)。そんな「愛」をたっぷり含んだこの高原キャベツはさぞかし旨かろう・・・あやかりたい・・・(笑)。さてさて、そんな爽快ルートを快適に走り、今度は「志賀草津道路」に入ります。ここも、前回雲が多く、あまり景色を堪能できず・・・今日はどうかなー?・・・って、キターーーーーー!日本に生まれてヨカッターーーー!(←いや、冗談抜きで・笑)。山の景色って凄いっすね。いやぁ、凄いっすね(←説明になってない)・・・やべぇ、なんも言えね・・・(笑)。しかもこの日は、景色がクリアだけに、前回まったく気にせず走っていたコーナーが怖い(笑)なにせ、崖と崖下がクリアに見える(汗)。おお、こんなところを走っていたのか!・・・と改めて知る(その2)。とすると、前回行き逃した「横手山ヒュッテ」も期待大。そして今回のランチも「天空シリーズ」を目指します(笑)。ここも・・・「一人で来ても、わざわざ登らないものねぇ(あきちゃん&はぎー談)」・・・ということで、早速バイクを止め、「江ノ島」で言うところの「エスカー」的なものに乗り、その後リフトで横手山山頂へ。日本一高い所のパン屋さんで「ボルシチセット」を食します。標高が高く、寒かっただけに温まりますー。美味しゅうございました。景色もパンも堪能した後、ふもとに降り、時間と体力に余裕があったら行ってみようと言っていた「奥志賀スーパー林道」を走ることに。これも、やはり前回行かず、後に本で知って「ああ、走っておけば・・・」と後悔した場所。実際は、距離も結構あるので途中で「行って帰って」になりますが、行けるトコまで行ってみます。が、やはり想像以上の結構な距離と交通量がありますね。道は完全舗装で言うこと無しなのですが、戻ることを考えると「木島平付近」で折り返しました(新潟側から抜けてくるには最適ルートと思われ)。そして国道256号(志賀草津道路)も戻り、「白根山(湯釜)」付近は混雑が予想されたので、帰りルートは折角なので「万座ハイウェイ」を走ります(混雑を避け、ショートカットには最適)。そして国道146号まで戻り、こちらも定番「浅間牧場」の高台から原生林の景色を望み、お宿へ戻るのでした。ああ、連泊って良いですね。この日もお宿で温泉に浸かって、途中の道端で買ってきた「高級な桃」を食べ(笑)、のんびりまったり過ごしたのでした。

「キャベツ畑の中心で妻に愛を叫んでいる」様子は、お宿にて、夜のニュースで見ました(笑)。

その「愛の叫び」はこの景色に吸い込まれる・・・山々と湖が見えるパノラマでキレイ。

「横手山ヒュッテ」にて『ボルシチセット』。野菜がごろごろ具沢山で大満足!暖まるー。

「横手山ヒュッテ」までリフトで上ります。山々の素晴らしい眺め!キターーーーー!

「万座ハイウェイ」途中の『嬬恋牧場』にて。高原のブランコでハイジ気分を味わう。が!この後、勢いを付けてジャンプ!しかし、着地の失敗、転ぶ(爆)。

お夜食は道端で買った「とても高い桃とプルーン」です(笑)。ナイフが無いので宿でカットしてもらい・・・ますます高級感が出てしまう(笑)。


【3日目】 2008.09.15 この日のルート


  1. お宿 - 国道146号 - 県道54号 - 榛名湖 - 県道33号 - 関越道・渋川伊香保IC - 高坂SA(解散) 走行距離約300キロ

  2. おススメ度 / 天気が良いと爽快ルートなのですが・・・ちょっと残念。


 本日は最終日、あっという間でした。連休ということもあり、帰りは混雑も予想され(私は私で家に洗濯物が溜まっていた為)早めに帰りましょう、ということに。ので、今日のルートはちょっと短め「榛名湖」経由で関越まで抜けます。しかも、この日の長野・群馬エリアは午後より雨の予報。東京は曇り予報なのですが、早く帰ってしまいたいところ・・・。とは言いつつも、この日はしっかり朝風呂に浸かり、のんびりお宿の朝食バイキング。たらふく食べて、お昼の心配は無用です(しかし体は重くなり、帰りのリアサスとタイヤへの影響が心配?・・・って、そんなには食べてないでしょうよ)。県道54号線、晴れていれば凄くいい眺めなのですが、なんとこの日は霧。視界はおろか、路面の状況もよろしくなく、連続するコーナーに恐る恐る走る。無事最初の峠を越え、榛名湖に到着。山を越えた分、天気は回復しましたが、依然曇り・・・爽快なはずの県道33号もちょっと微妙・・・早く高速に乗ってしまいましょう。ここまで来ると関越はすぐそこ、お昼頃には上里SAに到着。まだまだ渋滞も雨も大丈夫そうで、のんびり走って高坂SAで解散なのでした。

 最後に、よくよく考えると「長野リベンジ」といっても、走っていたのは「ほとんど群馬エリア」ということに気付いたのでした・・・(苦笑)。とはいえ、お互いリベンジ成功ですね!今回はお宿の手配もあきちゃんのお陰でとてもとても楽しかったです。盛り沢山で、大満足のツーリングでした。連泊はいいねぇ(笑)。また一緒に走りましょう!

お宿を出発。朝露に濡れたバイクを拭いて、雨が降る前に急げ急げー。

榛名湖の様子。雲が厚いです。雨が振る前に、高速まで急げ急げー(で、意外にもすぐ着いた)。

★ プチ旅 with W650 ★

みちのく一人旅 @ 秋田! の巻


【1日目】 2009.09.19 この日のルート


  1. 首都高 - 常磐道&東北道&秋田道 - R13 - 大曲YH 走行距離約600キロ!

  2. おススメ度 / 一路秋田まで、一気にドーンと600キロです(汗)。


 いやぁ、やってまいりましたシルバーウィークです。今年は例外的に大型連休となったこの時期、ゴールデンウィーク&敬老の日にちなんでシルバーウィークなんてキャッチーなことしてくれちゃって、ニクイわぁ(笑)。当初、私は夏に北海道へ行ったので(そしてETCも故障したので)このシルバーウィークはDVD見ながら篭城かなぁ・・・なんて思っていたのですが・・・なんと!ETCの修理が直り(大した事無かったので良かった)、急遽3日前で宿の予約が取れ、天気予報も申し分なく・・・これは行くしかないでしょう!と、なったのでした(笑)。秋田2泊&会津1泊のプチ旅です。

 初日は思い切ってドーンと秋田まで行きます。行きの道のり600キロ・・・ハードだなぁ、この距離は未体験の領域です。一体何時に着くのやら・・・そして渋滞はどうなることか・・・。常磐道を走っている分には渋滞は無かったのですが、さすがに東北道へ入ると断続的に延々と渋滞が。すり抜けしつつ、休憩も取りつつ、何とか日暮れ前に宿へ着いたのでした。この日と翌日、大曲YHに連泊です。到着時に「本日バイク8台」と言われ、「翌日は9台です」との事。ここはライダーが多いようです。また時期も時期だけにお部屋のいっぱい。連泊の方も多いよう。そして何より一人旅率が高く、みんなでワイワイできました。夕食後に宿主さんライダーさん同部屋の人などなど交えて明日の予定の話をしていると、どうも私の予定していたルートは結構無理がある様(男鹿半島&角館・横手コースの予定でした)。しかも、翌日は田沢湖周辺は「田沢湖マラソン」が、横手では「B-1グランプリ」が開催され、どちらも渋滞が必至との事・・・その上「明日は天気がいいから鳥海山に行ったら?」と勧められ・・・そうそう鳥海山、すっかり忘れてた!いやぁ、まっぷるも東北の秋田までは滅多に来る事無いので、眺めてはいましたが、すっかり忘れておりました!遠いところ折角来たからには行っておかねば!・・・でもどうしよう、男鹿も捨てがたい。日にちが足りなーい!・・・そこで出てきた「延泊」案・・・そうか、その手があったか!って、でも 最終日の会津は宿も取ってしまっているし・・・ 悩む・・・で結局電話・・・「すみません、キャンセルできますか?」・・・ごめんなさい会津、きっとまた今度行きますから!


【2日目】 2009.09.20 この日のルート


  1. YH - R13 - R105 - R7 - 鳥海山ブルーライン - R58&R32 - R108 - R107 - R13 - あったか山温泉 - YH 走行距離約300キロ

  2. おススメ度 / 天気も良く、この日の鳥海山はサイコーーー!ホントに素晴らしい景色でした!


 この日は朝に一面の朝靄が・・・いささか心配でしたが、日も昇るとすっかり霧は晴れ、晴天なのでした!今日は鳥海山日和です。昨日、宿主さんに勧められたルートで走ります。R7は海岸線の眺めもよく、穏やかな日本海が視界に広がります・・・そうか、日本海まで来たんだよね(昨日はひたち付近で太平洋を見ながらひたすら北上)そして左手には鳥海山、きれいだ(しみじみ感動)。鳥海山ブルーラインに入り、爽快にバイクを進めぐんぐん上ってゆく。途中、視界が開けたとたん海が!!もうちょっと上がって展望台まで来ると、うわー、凄い!海岸線はまるで鳥瞰図の地図を実物で見ているよう(例えになってる?)。右から左まで、県をまたいでずーーーーーーーっと海岸線が見渡せる!すごいすごい!!今日は天気が良くてよかった!もの凄く感動です!!ただ山から下りる時、あまりに視界が開けて眺めが良すぎるので、お尻がゾワゾワ・・・思わずアクセル戻してしまう、ブレーキこまめにかけてしまう・・・という贅沢な悩みが(苦笑)。帰りは、R7がもの凄い渋滞をしていたので、迂回のためにR56に入り・・・途中、道を間違えたかと思うほどの山道で・・・無事にR108へ出たのです(汗)。こんな予想外の山道と、昨日の長距離ランでの疲労を取るべく、宿でご近所のおススメの温泉を聞いていたので、そちらに向います。本日は「あったか山」。地元の人々で賑わう、露天付きの、さらっとしたアルカリ泉です。お肌すべすべ、秋田美人の湯ですなぁ。

お宿からの眺め。夕日がとても綺麗です。田んぼや畑が広がる、のどかな宿です。

宿の近くから鳥海山が望めます。明日はあそこまで行きます。

鳥海山の展望台より、山形側の眺め。沿岸部に田んぼがキレイにどこまでも続く・・・。

鳥海山の展望台より、秋田側の眺め。若干入り組んだ海岸線がどこまでも続く・・・。

帰りは黄金色の田んぼの中を走ります。何もない贅沢・・・。

大曲の、酒蔵の横の趣ある酒屋(宿の紹介)。「日本酒のソムリエ」にお土産に地酒をを見立てて頂く。


【3日目】 2009.09.21 この日のルート


  1. YH - R13 - R7 - R101 - R54&R55(寒風山) - R59 - なまはげライン - R42&R298(六潟富士) - R7 - R13 - YH 走行距離約300キロ

  2. おススメ度 / 男鹿半島!寒風山からの眺めに感動!秋田って・・・すごい!


 どうやらこの日は曇り気味・・・宿主さん曰く「男鹿を回るなら『寒風山』から先に回るといいよ」とのアドバイスを頂く。そして男鹿半島&八郎潟コースは結構な距離と時間だということを覚悟して出発・・・と思っていたら、早めの(8時)出発だっただけに、すんなり男鹿半島の入り口に到着。こんな早く着くとは思ってなく、途中で地図もろくに確認していなかった為、最初の曲がり口を間違え、海沿いルートをスルーしてしまった・・・悔しいのでもう一度戻る(折角の早い出発も、時間のロス)。気を取り直して、海沿いルートを時計回りに男鹿半島を回ります。午前中はうす曇でしたが、海沿いは、男鹿半島と遠くに鳥海山を眺めながらの快走ルート。途中、アドバイス通り「寒風山」に寄ります。ここは凄いなー!「八郎潟は走っているとなんだかよく分からないから、上から眺めるといいよ」と、そう、その通り!ここからの眺めこそ「ザ・八郎潟」(伝わる?)小高い丘の上には小屋があり、そこからはもう「くるっとパノラマ男鹿・八郎潟(どこかで聞いたフレーズ?笑)」男鹿半島と鳥海山と八郎潟とその無効まで続く海岸線と山々が見渡せます!凄い!そしてこの日はお祭り(?)が催されており、ローカルな感じがまた良い(笑)。さて、そんなところには当然のごとく「ババヘラアイス」のおばちゃんが座っていたので、ひとつ頂く。国道沿いだと、わざわざ停めて・・・とういのが億劫なので、丁度良かった。「おばちゃん撮影しても?」「いいよ」と、カメラを構えるが、アイスを盛るおばちゃんの動きが早いい。あっちゅう間に完成。味はどこか懐かしいあっさりさっぱりなシャーベットタイプ。アイスだが「駄菓子」に近い味。おいしかった。

さて、プチ・エナジーチャージも完了。半島を回ります。(さてここで、地図を頭に叩き込まなかったばかりに、後々問題が発生することとなるとは・・・)さすがにシルバーウィーク、男鹿半島をめぐる交通量は多く、風光明媚な岩(ゴジラ岩とか)・断崖からの眺め、海越しの鳥海山etcのカメラスポットPは全て車で埋め尽くされていたので・・・まぁいいや、今回は景色見ながら気持ちよく走ろう・・・としているうちに、おや?もう一周したかな?では、次は八郎潟へgo!なまはげラインを通り、大潟へ。ここは昨日お宿で他のライダーさんに「八郎潟は走っていても北海道みたいで面白くないよ」と言われていた(なんて贅沢な発言!)。実際に走ってみると・・・なるほど、作物が「ジャガイモ」⇒「米」なだけで、確かに士幌付近の景色と一緒(笑)。うーん、どこか小高いところに登りたいですね。とここで、昨日宿主さんが「日本で一番低い山があるよ」と言っていたのを思い出す。さすがにそこは小高いでしょう・・・と発見!・・・思わず膝から力が抜ける(爆笑!)これは!!・・・うーーーん、写真を見てください(全てを物語っているはず!)。

 今日は帰りがけに「昨日と違う温泉に行こう!」と張り切っていたのですが・・・目的の温泉に着くと「本日貸切」の文字・・・のーーーーーー!・・・他の知っている温泉は、ちょっと遠い・・・昨日の温泉は・・・ここからだと30 分、入って涼んでバイク乗って宿へ・・・うーーーーーん・・・ぎりぎり・・・今日は宿の内風呂で我慢(泣)。また今度来ます。そして、宿に着いて今日のルートを地図を見ながら「おさらい」していて気付いた事がひとつ。そう、話は戻ります、地図をしっかり頭に叩きこまかったばっかりに・・・私、男鹿半島の「入道崎」に行き忘れておりました!(号泣)ばかーーー、私のばかーーーー。なんでちゃんと地図見ないのーーー!っばかーーーー!(海岸線だし、道一本だし・・・とタカをくくっていた・涙)例えるなら、ショートケーキ食べようとしてイチゴ落っことしちゃった、くらいの痛恨のミス!・・・はぁぁ、やはりまた来る事になりそうで・・・リベンジ箱にタスクが溜まる・・・。

「くるっとパノラマ寒風山」その1。海なめに鳥海山が見える(逆光で小さくて・・・分からない?)

「くるっとパノラマ寒風山」その2。男鹿半島の半島部分を望む。

「くるっとパノラマ寒風山」その3。振り向けば八郎潟。左手の人だかりはお祭りの様子。

「くるっとパノラマ寒風山」その4。干拓され、田んぼがキレイに整列。海の向こう、山々が見える。

「ババヘラアイス」のおばちゃん。へらでアイスを盛る盛る。早い早い。

あっちゅう間に完成。またの名を「バラアイス」とか。懐かしい味、駄菓子っぽくておいしい。

海岸線を走る男鹿半島。断崖絶壁・奇形岩が沢山。鳥海山も見える。

大潟の道の駅にて「馬のホルモン(モツ煮)」を頂く(んまい!)。オーナーのお姉さんもハーレー乗り。

海抜0m(干拓のため元が低い)の日本一低い山「六潟富士」。比較対象にバイクを入れてみました。

その「六潟富士」登頂に数秒を費やし(笑)この眺め。・・・確かに北海道っぽい・・・。


【最終日】 2009.09.22 この日のルート


  1. YH - R13 - R108 - R47 - (古川)東北道&常磐道&首都高 走行距離約600キロ

  2. おススメ度 / もう最終日・・・名残惜しい・・・秋田、とても楽しかったです!きっとまた来ます!!


 最終日。この日は移動日です。3連泊もすると、さすがに名残惜しい・・・。しかも、この日の朝は雨・・・「もう一泊すれば?」「車に乗せてあげるから、今日はバイクを置いて温泉に行って、またここに帰ってくれば?」「渋滞大変だよ。バイク置いて帰って、また来週取りに来れば?」「っていうか、会社休んじゃう?」・・・などなど、いろんな誘惑を必死に振り切り(笑)、宿を出たのでした。雨は一段落したようで、走行に支障はありません。なので、ここ大曲からだと「秋田道&東北道」はちょっと遠回りになる上に、東北道が渋滞なら、パスしてもうちょっと違うところから乗りたいわ。という事で、R108を使って仙台まで南下します。当初、1泊目にご一緒したライダーに「(渋滞の東北道をパスし)常磐道まで行ける下道」を伝授して頂いたのですが、さすがにそれは・・・(苦笑)なので、R108で仙台まで。この道は、秋田-仙台を結ぶ最短ルート、住民の皆さんも良く利用するメジャーな道です。しかし、あぁ、雨じゃなければ・・・と言うくらいなかなか眺めも走りにも良い道でした。峠を2つくらい越えたのかな?気持ちよかったです。 その後「古川」から東北道へ。距離はショートカット出来ましたが、時間的にはどうだろう・・・まあいいか。その後、渋滞もまぁまぁ。一度走っただけに距離感も見えるので、行きよりも帰りの方が楽でした。日没前には無事帰宅できました。

 最後に、宿主さま・お宿でご一緒した皆さま、とても楽しゅうございました。特に連泊ご一緒だった方々、4 連泊目(もしくは温泉)後ろ髪ひかれる思いでしたが、雨ニモ負ケズ・4泊目ノ誘惑ニモ負ケズ・帰リノ渋滞ニモ負ケズ、無事帰ってまいりました。とても楽しかったです。ありがとうございました!

 そしてもういっこ、うちのWさんに感謝!君はよく走る偉い娘だねぇ。スピードも出せるし、長距離も走れるし、機嫌が悪くなることなく、良くぞ着いてきてくれました。旅の伴侶として君を選んで私は幸せです。ちゃんとメンテするから、これからも一緒に走ろうね。(親バカ)